オルソケラトロジー 通常 165000円(レンズ代、3〜6ヶ月ごとの診察費用込み)
- 身長が伸びると同時に眼球も発育して大きくなり、眼軸長が伸びて近視になるために、近視は高学年になるほど増加する傾向があるといえます。
- 小児期に進行する近視の大部分は、眼軸長が伸展し、これに伴って焦点が前へずれるために起こります。
- このため近視が強くなると、将来、加齢黄斑変性、緑内障、網膜剥離などが起こるリスクが高くなります。
- 近視進行の速さには、遺伝要因と環境要因の両方が影響しています。
- 両親とも近視の子供さんは両親とも近視でない子どもさんに比べて7~8倍近視になりやすいことがわかっています。
- 環境要因については読書や漢字の際に正しい姿勢で十分な視距離ととること、晴天時に屋外活動をすることが、近視進行を遅らせるうえで有効であると考えられています。
- 環境要因については読書や漢字の際に正しい姿勢で十分な視距離ととること、晴天時に屋外活動をすることが、近視進行を遅らせるうえで有効であると考えられています。

前任のおおしま眼科クリニックでオルソケラトロジーの調査を行い、オルソケラトロジーと点眼のみとの比較をし、近視抑制の効果があることが分かりました。
特に10歳未満、近視の度数が弱いほど効果があることが分かりました。また、近視の度数が強い場合は点眼との併用効果があまりないことが分かりましたが、抑制効果は十分にあることが分かりました
当院の近視の治療方法
- 近視の度数が弱い時期に、点眼のみ開始する
- 眼軸の伸長が進行していく場合には、オルソケラトロジーか多焦点ソフトコンタクトレンズを併用する
- 強い近視の場合には、点眼は中止し、オルソケラトロジーのみで治療し、生活を改善するように意識してもらいます
- 年齢が上がり、近視の進行が落ち着いてきたら、眼鏡か多焦点ソフトコンタクトレンズに変更していく