目の中で作られている水の量で目の形が保たれていて、眼圧が低かったら目がぺしゃんこになるし、眼圧が高かったら目がパンパンになります。
水を作る場所と出て行く場所のバランスで眼圧が決まり、水の出口が詰まると眼圧が上がります。
眼圧が上がると、目の一番奥にある視神経がダメージを受け、視野が欠けていきますので、最終的には失明します。
眼圧が上がる原因は様々で、徐々に眼圧が上がる人、突然眼圧が上がる人、体の病気が原因で眼圧が上がる人など、そのタイプによって治療法も異なります。
どのタイプなのかの診断が非常に重要で難しく、かかる医者によって治療が様々になるのはそのせいです。
病気はなんでもそうですが、ゆっくり進行するタイプはあわてて治療しなくてもいいし、急に進行する場合には手術やレーザーなどの治療が必要になってきます。
眼圧が上がると、吐き気、頭痛、眼痛などの強烈な症状がありますが、徐々に上がっている場合には気が付かないこともあります。
40歳超えたら、1年に1回の眼圧検査と視神経の状態を見る検査を受けておいたら心配ないと思います。
近視が強い人、糖尿病、高血圧の既往がある人は6ヶ月に1回が適切かもです。
緑内障の進行を見るためには視野検査を行いますが、従来の視野検査は大きなドームの中に顔を入れてやる検査で、片方の目を隠すために、ストレスになってうまく検査ができない方もいました。それを解決したのがこのアイモvifaという検査機器で、のぞくタイプで、姿勢も疲れないし、気が散らないので正確な検査ができます。今まで視野検査が苦手で、緑内障の治療をストップしてしまっている方、視野検査がどうもやりにくいという方、当院でも導入しますのでお試しください。